2014年J2リーグ戦 全日程終了 [リーグ戦]
3月から11月まで9ケ月間に渡って行われたJリーグDivision2の公式戦42試合中が終了しました。天皇杯には残っていないため、2014年の松本山雅公式戦全日程が終了となっています。
さて、毎回勝手に恒例にしていますシーズン振り返り、ということで、山雅の着実に進歩が見られるのか?を数字的に見ることは客観的に成長を測れるものだと思いますので、反町体制となったJ2昇格後の3年分を数値比較してみたいと思います。
※一部手動計算のため、間違っていたらすいません。
<勝敗>
2012年:
15勝14分13敗 勝ち点59(12位)
ホーム : 8勝8分5敗(21試合 勝ち点32)
アウェイ: 7勝6分8敗(21試合 勝ち点27)
2013年:
19勝 9分14敗 勝ち点66(7位)
ホーム : 7勝8分6敗(21試合 勝ち点29)
アウェイ:12勝1分8敗(21試合 勝ち点37)
2014年:
24勝11分 7敗 勝ち点83(2位)J1昇格
ホーム :12勝5分4敗(21試合 勝ち点41)
アウェイ:12勝6分3敗(21試合 勝ち点42)
もうこれは一目瞭然ですね。シーズン当初はホームで勝てないなんて嘆いていましたが、シーズン通して見るとホーム・アウェイ関係なく勝利を収めています。
<得失点>
2012年:
得点46 失点43 得失点差+3
ホーム :得点28 失点21 得失点差+7
アウェイ:得点18 失点22 得失点差-4
2013年:
得点54 失点54 得失点差±0
ホーム :得点29 失点26 得失点差+3
アウェイ:得点25 失点28 得失点差-3
2014年:
得点65 失点35 得失点差+30
ホーム :得点31 失点20 得失点差+11
アウェイ:得点34 失点15 得失点差+19
ホームもアウェイも共に12勝ですが、得失点差で見ると、アウェイで得失点を稼いでいることが分かります。
<得点者>
2012年:
船山選手12 塩沢選手11 弦巻選手3 鐡戸選手3 多々良選手3 飯尾選手3 木島徹選手2 玉林選手2 飯田選手1 小松選手1 アリソン選手1 大橋選手1 久富選手1 藤川選手1 チェスビン選手1
2013年:
船山選手11 塩沢選手10 飯田選手5 玉林選手4 カベッサ選手3 喜山選手3 犬飼選手3 長沢選手3 鐡戸選手2 楠瀬選手2 岩上選手2 岩沼選手1 朴選手1 多々良選手1 村山選手1 相手オウンゴール2
2014年:
船山選手19 岩上選手8 山本選手7 飯田選手6 犬飼選手6 サビア選手4 喜山選手4 大久保選手3 塩沢選手2 岩間選手1 多々良選手1 岩沼選手1 オウンゴール3
お船さん、20得点まであとわずか1点でした。うーん、PK…惜しかった。このリベンジを是非来年!
その他にも塩沢選手の怪我を他の選手が得点することで補っていることが分かります。岩上選手・飯田選手・犬飼選手の得点は1桁ではありますが、チームを救ってくれています。そしてそして、山本選手!7得点は立派ンです。反さんにいじられてますが(笑)それも期待の表われでしょう。
<反則ポイント>
2012年:反則ポイント76
警告60 警告2回退場0 退場0 退席0 警告退場退席ゼロ試合6 出場停止8
2013年:反則ポイント31
警告45 警告2回退場1 退場2 退席1 警告退場退席ゼロ試合14 出場停止5
2014年:反則ポイント-6
警告35 警告2回退場0 退場0 退席0 警告退場退席ゼロ試合18 出場停止2
出場停止(警告4枚)は2選手のみ。出場停止リーチ選手(警告3枚)は4選手。最も警告をもらっている選手でも5枚で、そのうち何枚かは異議や遅延行為の判定でとられたもので、今考えると選手も主審も熱くなった試合だったなあ、と。1試合当たりの最大警告数は3枚で20節千葉戦と28節山形戦。それ以外は2枚以下になっています。
警告の種別としては、C1(反スポーツ)15枚、C2(ラフ)10枚、C3(異議)3枚、C4(繰り返し違反)2枚、C5(遅延行為)4枚、C6(距離不足)1枚、その他は0枚。
平均するとイエローは35/42=0.833枚。J2参入後、1.429(2012年)→1.071(2013年)→0.833(2014年)と確実に警告になる数を減らしています。
あと、記録では調べられませんでしたがファウル数はどうなっているんでしょうかね?実はファウルは多いけれど警告は少ないとかだったりしたら、ギリギリのところで対戦していることが分かるかもしれません。
反則ポイント-6はJ2で最も少なく、今年松本山雅はフェアプレー賞を受賞することとなりました!賞金250万円!JFL時代からの推移を考えると、どのクラブでも警告を少なくでき、クリーンな試合に努めることができるということを証明できたわけで、そういう意味でも、もっともらってもいいですけどね(笑)。
<ホームゲーム入場者数>
2012年:1万人超え10回
13098人、4471人、8529人、6740人、12154人
8323人、13062人、12341人、7111人、9048人
10092人、8954人、10642人、11142人、11634人
7207人、6466人、6061人、9361人、10751人
12956人
→合計:200143人
平均: 9531人
最大: 13098人(2012/03/11 モンテディオ山形戦)
最小: 4471人(2012/03/17 ギラヴァンツ北九州戦)
2013年:1万人超え11回
12959人、9038人、9277人、9517人、11881人
8829人、8855人、9974人、10015人、14614人
7153人、12151人、11019人、10680人、13044人
10993人、17148人、9933人、9754人、8147人
16885人
→合計:231866人
平均: 11041人
最大: 17148人(2013/09/22 ガンバ大阪戦)
最小: 7153人(2013/07/03 水戸ホーリーホック戦)
2014年:1万人超え17回
14048人、9124人、11989人、13657人、13732人
11054人、15597人、11347人、9728人、11418人
11600人、11265人、8608人、12042人、17044人
9469人、13825人、11238人、14007人、18114人
18496人
→合計:267402人
平均: 12733人
最大: 18496人(2014/11/23 水戸ホーリーホック戦)
最小: 8608人(2014/08/10 栃木SC戦)
ホームゲーム21試合中、17試合で1万人を超すお客さんに来ていただいています。来年は平均14000人目標ということですので、全ホームゲーム1万人以上を確実にしたいところですね。そのためにはもちろんチームの状態の他に山雅サポーターの盛り上がりが今季以上に重要なのではないかと思います。
<フル出場>
2012年:1人
多々良選手
2013年:0人
該当者なし
2014年:2人
飯田選手、犬飼選手
犬飼選手は天皇杯2試合もフル出場しており、44試合フル出場。怪我をしないという体の丈夫さに加え技術力があることが反町監督の評価を得ているのだと思います。飯田選手は昨年累積警告でフル出場を逸しているので、今回はリベンジ。また、村山選手もフル出場はなりませんでしたが、41試合フル出場ということで、フル出場の2選手と共に、山雅の安定さはこのディフェンスラインの安定さなのかもしれないですね。
<その他>
2012年:
連続得点:8試合
連続失点:4試合
連続無得点:4試合
連続無失点:4試合
3連勝(1回)
2連敗(3回)
6点差勝利(1回)
3点差勝利(3回)
3点差敗戦(2回)
2013年:
連続得点:8試合(2回)
連続失点:10試合、8試合
連続無得点:2試合(2回)
連続無失点:2試合(2回)
4連勝(1回)
3連敗(1回)
3点差勝利(2回)
7点差敗戦(1回)
3点差敗戦(2回)
2014年:
連続得点:9試合
連続失点:5試合
連続無得点:2試合(2回)
連続無失点:3試合(2回)
4連勝(1回)
3連勝(2回)
2連勝(4回)
2連敗(1回)
5点差勝利(1回)
3点差勝利(2回)
3点差敗戦(1回)
全体を見渡して分かることは、3年目にして勝ち点の積み重ねが“着実”になっているということではないでしょうか。昨年までは何とか1点差をものにしながら勝ち点を積み重ねてきたものの、今年はそういう1点差試合もものにしつつ2点差以上で勝利する試合も増えてきていることが分かります。
今回は、さらにリーグ戦全成績と対戦成績も調べてみました。
◎2014年松本山雅 公式戦全成績(#番号はリーグ戦、天は天皇杯)
#01 03/02 東京V(A)○3-1
#02 03/09 熊 本(A)○1-0
#03 03/16 長 崎(H)△0-0
#04 03/22 讃 岐(A)○5-0
#05 03/30 湘 南(H)●1-4
#06 04/05 札 幌(A)●0-1
#07 04/13 栃 木(A)○2-1
#08 04/20 京 都(H)△2-2
#09 04/26 岐 阜(H)○1-0
#10 04/29 富 山(A)●2-3
#11 05/03 愛 媛(H)○2-1
#12 05/06 大 分(A)○2-0
#13 05/11 横浜FC(H)○2-0
#14 05/18 山 形(A)△0-0
#15 05/24 磐 田(H)○2-1
#16 05/31 水 戸(A)○2-1
#17 06/07 岡 山(A)△0-0
#18 06/14 北九州(H)●0-1
#19 06/21 群 馬(H)○3-1
#20 06/28 千 葉(A)○1-0
#21 07/05 福 岡(H)○2-1
天2 07/12 讃 岐(H)○1-0 ※天皇杯
#22 07/20 長 崎(A)○2-0
#23 07/26 東京V(H)△1-1
#24 07/30 熊 本(H)○2-1
#25 08/03 磐 田(A)△1-1
#26 08/10 栃 木(H)○2-1
#27 08/17 愛 媛(A)○4-1
天3 08/20 FC東京(A)●0-2 ※天皇杯
#28 08/24 山 形(H)△0-0
#29 08/31 群 馬(A)○3-1
#30 09/06 湘 南(A)△1-1
#31 09/14 岡 山(H)●1-2
#32 09/20 讃 岐(H)△0-0
#33 09/23 北九州(A)△0-0
#34 09/26 札 幌(H)●1-2
#35 10/04 横浜FC(A)○2-0
#36 10/11 大 分(H)○2-0
#37 10/19 京 都(A)△0-0
#38 10/26 富 山(H)○2-1
#39 11/01 福 岡(A)○2-1
#40 11/09 千 葉(H)○2-1
#41 11/15 岐 阜(A)●1-3
#42 11/23 水 戸(H)○3-0
うん、こうやってみると、安定した成績ですね。大勝はないし、連勝も4止まりですが、連敗は1度のみ。こうして負けないことがJ2での上位定着の条件なのは間違いありません。そして、今季のこの取り組みが来季のJ1残留につながることを信じてやみません。
◎2014年松本山雅 対戦成績
01 湘 南 ●A△H 勝点1 得失-3
03 千 葉 ○A○H 勝点6 得失+2
04 磐 田 ○H△A 勝点4 得失+1
05 北九州 ●H△A 勝点1 得失-1
06 山 形 △A△H 勝点2 得失 0
07 大 分 ○A○H 勝点6 得失+4
08 岡 山 △A●H 勝点1 得失-1
09 京 都 △H△A 勝点2 得失 0
10 札 幌 ●A●H 勝点0 得失-2
11 横浜FC ○H○A 勝点6 得失+4
12 栃 木 ○A○H 勝点6 得失+2
13 熊 本 ○A○H 勝点6 得失+2
14 長 崎 △H○A 勝点4 得失+2
15 水 戸 ○A○H 勝点6 得失+4
16 福 岡 ○H○A 勝点6 得失+2
17 岐 阜 ○H●A 勝点3 得失-1
18 群 馬 ○H○A 勝点6 得失+4
19 愛 媛 ○H○A 勝点6 得失+4
20 東京V ○A△H 勝点4 得失+2
21 讃 岐 ○A△H 勝点4 得失+5
22 富 山 ●A○H 勝点3 得失 0
連敗したのは札幌のみ。PO圏内の上位対決で勝ち点14(今季勝ち点83)はそれほど良い数字ではありません。しかしながら、それ以外のクラブとの対戦で勝ち点を積み重ねており(札幌は除く)、いかに対戦的に得意なチームを作ることがポイントなんだと思いました。まあJ1でお得意様なんて、口が裂けてもいえないし、そんなチームありませんけれどね…。
◎J2(2012-2014)最終順位の推移
<2012年>
01 甲 府 勝点86 24勝14分 4敗 得失+28
02 湘 南 勝点75 20勝15分 7敗 得失+23
03 京 都 勝点74 23勝 5分14敗 得失+16
04 横浜FC 勝点73 22勝 7分13敗 得失+17
05 千 葉 勝点72 21勝 9分12敗 得失+28
06 大 分 勝点71 21勝 8分13敗 得失+19
12 松 本 勝点59 15勝14分13敗 得失 +3
<2013年>
01 G大阪 勝点87 25勝12分 5敗 得失+53
02 神 戸 勝点83 25勝 8分 9敗 得失+37
03 京 都 勝点70 20勝10分12敗 得失+22
04 徳 島 勝点67 20勝 7分15敗 得失 +5
05 千 葉 勝点66 18勝12分12敗 得失+19
06 長 崎 勝点66 19勝 9分14敗 得失 +8
07 松 本 勝点66 19勝 9分14敗 得失 0
<2014年>
01 湘 南 勝点101 31勝 8分 3敗 得失+61
02 松 本 勝点 83 24勝11分 7敗 得失+30
03 千 葉 勝点 68 18勝14分10敗 得失+11
04 磐 田 勝点 67 18勝13分11敗 得失+12
05 北九州 勝点 65 18勝11分13敗 得失 0
06 山 形 勝点 64 18勝10分14敗 得失+13
今季勝ち点83は、数値的には2012年優勝の甲府、昨年2位の神戸に匹敵するものです。うーん、正直いまだに信じられない私なのですが(すいません…)反町監督はじめ選手が頑張った結果がこの成績に現れているんだよな、と改めて、2014年松本山雅の総力に感謝するばかりです。
改めて、2014年松本山雅戦士の皆さん、本当にありがとうございました。凄いよ!!!
おまけ(えぬひとさんから情報頂きました)
Football LABというサイトに松本山雅の3年比較を数字で確認することができます。
>Football LAB:松本山雅
これはなかなか面白いサイトですね。圧倒的にパスやドリブルが少ない松本山雅。CZO師匠がいうところのアンチフットボールでしょうか(苦笑)。
さて、毎回勝手に恒例にしていますシーズン振り返り、ということで、山雅の着実に進歩が見られるのか?を数字的に見ることは客観的に成長を測れるものだと思いますので、反町体制となったJ2昇格後の3年分を数値比較してみたいと思います。
※一部手動計算のため、間違っていたらすいません。
<勝敗>
2012年:
15勝14分13敗 勝ち点59(12位)
ホーム : 8勝8分5敗(21試合 勝ち点32)
アウェイ: 7勝6分8敗(21試合 勝ち点27)
2013年:
19勝 9分14敗 勝ち点66(7位)
ホーム : 7勝8分6敗(21試合 勝ち点29)
アウェイ:12勝1分8敗(21試合 勝ち点37)
2014年:
24勝11分 7敗 勝ち点83(2位)J1昇格
ホーム :12勝5分4敗(21試合 勝ち点41)
アウェイ:12勝6分3敗(21試合 勝ち点42)
もうこれは一目瞭然ですね。シーズン当初はホームで勝てないなんて嘆いていましたが、シーズン通して見るとホーム・アウェイ関係なく勝利を収めています。
<得失点>
2012年:
得点46 失点43 得失点差+3
ホーム :得点28 失点21 得失点差+7
アウェイ:得点18 失点22 得失点差-4
2013年:
得点54 失点54 得失点差±0
ホーム :得点29 失点26 得失点差+3
アウェイ:得点25 失点28 得失点差-3
2014年:
得点65 失点35 得失点差+30
ホーム :得点31 失点20 得失点差+11
アウェイ:得点34 失点15 得失点差+19
ホームもアウェイも共に12勝ですが、得失点差で見ると、アウェイで得失点を稼いでいることが分かります。
<得点者>
2012年:
船山選手12 塩沢選手11 弦巻選手3 鐡戸選手3 多々良選手3 飯尾選手3 木島徹選手2 玉林選手2 飯田選手1 小松選手1 アリソン選手1 大橋選手1 久富選手1 藤川選手1 チェスビン選手1
2013年:
船山選手11 塩沢選手10 飯田選手5 玉林選手4 カベッサ選手3 喜山選手3 犬飼選手3 長沢選手3 鐡戸選手2 楠瀬選手2 岩上選手2 岩沼選手1 朴選手1 多々良選手1 村山選手1 相手オウンゴール2
2014年:
船山選手19 岩上選手8 山本選手7 飯田選手6 犬飼選手6 サビア選手4 喜山選手4 大久保選手3 塩沢選手2 岩間選手1 多々良選手1 岩沼選手1 オウンゴール3
お船さん、20得点まであとわずか1点でした。うーん、PK…惜しかった。このリベンジを是非来年!
その他にも塩沢選手の怪我を他の選手が得点することで補っていることが分かります。岩上選手・飯田選手・犬飼選手の得点は1桁ではありますが、チームを救ってくれています。そしてそして、山本選手!7得点は立派ンです。反さんにいじられてますが(笑)それも期待の表われでしょう。
<反則ポイント>
2012年:反則ポイント76
警告60 警告2回退場0 退場0 退席0 警告退場退席ゼロ試合6 出場停止8
2013年:反則ポイント31
警告45 警告2回退場1 退場2 退席1 警告退場退席ゼロ試合14 出場停止5
2014年:反則ポイント-6
警告35 警告2回退場0 退場0 退席0 警告退場退席ゼロ試合18 出場停止2
出場停止(警告4枚)は2選手のみ。出場停止リーチ選手(警告3枚)は4選手。最も警告をもらっている選手でも5枚で、そのうち何枚かは異議や遅延行為の判定でとられたもので、今考えると選手も主審も熱くなった試合だったなあ、と。1試合当たりの最大警告数は3枚で20節千葉戦と28節山形戦。それ以外は2枚以下になっています。
警告の種別としては、C1(反スポーツ)15枚、C2(ラフ)10枚、C3(異議)3枚、C4(繰り返し違反)2枚、C5(遅延行為)4枚、C6(距離不足)1枚、その他は0枚。
平均するとイエローは35/42=0.833枚。J2参入後、1.429(2012年)→1.071(2013年)→0.833(2014年)と確実に警告になる数を減らしています。
あと、記録では調べられませんでしたがファウル数はどうなっているんでしょうかね?実はファウルは多いけれど警告は少ないとかだったりしたら、ギリギリのところで対戦していることが分かるかもしれません。
反則ポイント-6はJ2で最も少なく、今年松本山雅はフェアプレー賞を受賞することとなりました!賞金250万円!JFL時代からの推移を考えると、どのクラブでも警告を少なくでき、クリーンな試合に努めることができるということを証明できたわけで、そういう意味でも、もっともらってもいいですけどね(笑)。
<ホームゲーム入場者数>
2012年:1万人超え10回
13098人、4471人、8529人、6740人、12154人
8323人、13062人、12341人、7111人、9048人
10092人、8954人、10642人、11142人、11634人
7207人、6466人、6061人、9361人、10751人
12956人
→合計:200143人
平均: 9531人
最大: 13098人(2012/03/11 モンテディオ山形戦)
最小: 4471人(2012/03/17 ギラヴァンツ北九州戦)
2013年:1万人超え11回
12959人、9038人、9277人、9517人、11881人
8829人、8855人、9974人、10015人、14614人
7153人、12151人、11019人、10680人、13044人
10993人、17148人、9933人、9754人、8147人
16885人
→合計:231866人
平均: 11041人
最大: 17148人(2013/09/22 ガンバ大阪戦)
最小: 7153人(2013/07/03 水戸ホーリーホック戦)
2014年:1万人超え17回
14048人、9124人、11989人、13657人、13732人
11054人、15597人、11347人、9728人、11418人
11600人、11265人、8608人、12042人、17044人
9469人、13825人、11238人、14007人、18114人
18496人
→合計:267402人
平均: 12733人
最大: 18496人(2014/11/23 水戸ホーリーホック戦)
最小: 8608人(2014/08/10 栃木SC戦)
ホームゲーム21試合中、17試合で1万人を超すお客さんに来ていただいています。来年は平均14000人目標ということですので、全ホームゲーム1万人以上を確実にしたいところですね。そのためにはもちろんチームの状態の他に山雅サポーターの盛り上がりが今季以上に重要なのではないかと思います。
<フル出場>
2012年:1人
多々良選手
2013年:0人
該当者なし
2014年:2人
飯田選手、犬飼選手
犬飼選手は天皇杯2試合もフル出場しており、44試合フル出場。怪我をしないという体の丈夫さに加え技術力があることが反町監督の評価を得ているのだと思います。飯田選手は昨年累積警告でフル出場を逸しているので、今回はリベンジ。また、村山選手もフル出場はなりませんでしたが、41試合フル出場ということで、フル出場の2選手と共に、山雅の安定さはこのディフェンスラインの安定さなのかもしれないですね。
<その他>
2012年:
連続得点:8試合
連続失点:4試合
連続無得点:4試合
連続無失点:4試合
3連勝(1回)
2連敗(3回)
6点差勝利(1回)
3点差勝利(3回)
3点差敗戦(2回)
2013年:
連続得点:8試合(2回)
連続失点:10試合、8試合
連続無得点:2試合(2回)
連続無失点:2試合(2回)
4連勝(1回)
3連敗(1回)
3点差勝利(2回)
7点差敗戦(1回)
3点差敗戦(2回)
2014年:
連続得点:9試合
連続失点:5試合
連続無得点:2試合(2回)
連続無失点:3試合(2回)
4連勝(1回)
3連勝(2回)
2連勝(4回)
2連敗(1回)
5点差勝利(1回)
3点差勝利(2回)
3点差敗戦(1回)
全体を見渡して分かることは、3年目にして勝ち点の積み重ねが“着実”になっているということではないでしょうか。昨年までは何とか1点差をものにしながら勝ち点を積み重ねてきたものの、今年はそういう1点差試合もものにしつつ2点差以上で勝利する試合も増えてきていることが分かります。
今回は、さらにリーグ戦全成績と対戦成績も調べてみました。
◎2014年松本山雅 公式戦全成績(#番号はリーグ戦、天は天皇杯)
#01 03/02 東京V(A)○3-1
#02 03/09 熊 本(A)○1-0
#03 03/16 長 崎(H)△0-0
#04 03/22 讃 岐(A)○5-0
#05 03/30 湘 南(H)●1-4
#06 04/05 札 幌(A)●0-1
#07 04/13 栃 木(A)○2-1
#08 04/20 京 都(H)△2-2
#09 04/26 岐 阜(H)○1-0
#10 04/29 富 山(A)●2-3
#11 05/03 愛 媛(H)○2-1
#12 05/06 大 分(A)○2-0
#13 05/11 横浜FC(H)○2-0
#14 05/18 山 形(A)△0-0
#15 05/24 磐 田(H)○2-1
#16 05/31 水 戸(A)○2-1
#17 06/07 岡 山(A)△0-0
#18 06/14 北九州(H)●0-1
#19 06/21 群 馬(H)○3-1
#20 06/28 千 葉(A)○1-0
#21 07/05 福 岡(H)○2-1
天2 07/12 讃 岐(H)○1-0 ※天皇杯
#22 07/20 長 崎(A)○2-0
#23 07/26 東京V(H)△1-1
#24 07/30 熊 本(H)○2-1
#25 08/03 磐 田(A)△1-1
#26 08/10 栃 木(H)○2-1
#27 08/17 愛 媛(A)○4-1
天3 08/20 FC東京(A)●0-2 ※天皇杯
#28 08/24 山 形(H)△0-0
#29 08/31 群 馬(A)○3-1
#30 09/06 湘 南(A)△1-1
#31 09/14 岡 山(H)●1-2
#32 09/20 讃 岐(H)△0-0
#33 09/23 北九州(A)△0-0
#34 09/26 札 幌(H)●1-2
#35 10/04 横浜FC(A)○2-0
#36 10/11 大 分(H)○2-0
#37 10/19 京 都(A)△0-0
#38 10/26 富 山(H)○2-1
#39 11/01 福 岡(A)○2-1
#40 11/09 千 葉(H)○2-1
#41 11/15 岐 阜(A)●1-3
#42 11/23 水 戸(H)○3-0
うん、こうやってみると、安定した成績ですね。大勝はないし、連勝も4止まりですが、連敗は1度のみ。こうして負けないことがJ2での上位定着の条件なのは間違いありません。そして、今季のこの取り組みが来季のJ1残留につながることを信じてやみません。
◎2014年松本山雅 対戦成績
01 湘 南 ●A△H 勝点1 得失-3
03 千 葉 ○A○H 勝点6 得失+2
04 磐 田 ○H△A 勝点4 得失+1
05 北九州 ●H△A 勝点1 得失-1
06 山 形 △A△H 勝点2 得失 0
07 大 分 ○A○H 勝点6 得失+4
08 岡 山 △A●H 勝点1 得失-1
09 京 都 △H△A 勝点2 得失 0
10 札 幌 ●A●H 勝点0 得失-2
11 横浜FC ○H○A 勝点6 得失+4
12 栃 木 ○A○H 勝点6 得失+2
13 熊 本 ○A○H 勝点6 得失+2
14 長 崎 △H○A 勝点4 得失+2
15 水 戸 ○A○H 勝点6 得失+4
16 福 岡 ○H○A 勝点6 得失+2
17 岐 阜 ○H●A 勝点3 得失-1
18 群 馬 ○H○A 勝点6 得失+4
19 愛 媛 ○H○A 勝点6 得失+4
20 東京V ○A△H 勝点4 得失+2
21 讃 岐 ○A△H 勝点4 得失+5
22 富 山 ●A○H 勝点3 得失 0
連敗したのは札幌のみ。PO圏内の上位対決で勝ち点14(今季勝ち点83)はそれほど良い数字ではありません。しかしながら、それ以外のクラブとの対戦で勝ち点を積み重ねており(札幌は除く)、いかに対戦的に得意なチームを作ることがポイントなんだと思いました。まあJ1でお得意様なんて、口が裂けてもいえないし、そんなチームありませんけれどね…。
◎J2(2012-2014)最終順位の推移
<2012年>
01 甲 府 勝点86 24勝14分 4敗 得失+28
02 湘 南 勝点75 20勝15分 7敗 得失+23
03 京 都 勝点74 23勝 5分14敗 得失+16
04 横浜FC 勝点73 22勝 7分13敗 得失+17
05 千 葉 勝点72 21勝 9分12敗 得失+28
06 大 分 勝点71 21勝 8分13敗 得失+19
12 松 本 勝点59 15勝14分13敗 得失 +3
<2013年>
01 G大阪 勝点87 25勝12分 5敗 得失+53
02 神 戸 勝点83 25勝 8分 9敗 得失+37
03 京 都 勝点70 20勝10分12敗 得失+22
04 徳 島 勝点67 20勝 7分15敗 得失 +5
05 千 葉 勝点66 18勝12分12敗 得失+19
06 長 崎 勝点66 19勝 9分14敗 得失 +8
07 松 本 勝点66 19勝 9分14敗 得失 0
<2014年>
01 湘 南 勝点101 31勝 8分 3敗 得失+61
02 松 本 勝点 83 24勝11分 7敗 得失+30
03 千 葉 勝点 68 18勝14分10敗 得失+11
04 磐 田 勝点 67 18勝13分11敗 得失+12
05 北九州 勝点 65 18勝11分13敗 得失 0
06 山 形 勝点 64 18勝10分14敗 得失+13
今季勝ち点83は、数値的には2012年優勝の甲府、昨年2位の神戸に匹敵するものです。うーん、正直いまだに信じられない私なのですが(すいません…)反町監督はじめ選手が頑張った結果がこの成績に現れているんだよな、と改めて、2014年松本山雅の総力に感謝するばかりです。
改めて、2014年松本山雅戦士の皆さん、本当にありがとうございました。凄いよ!!!
おまけ(えぬひとさんから情報頂きました)
Football LABというサイトに松本山雅の3年比較を数字で確認することができます。
>Football LAB:松本山雅
これはなかなか面白いサイトですね。圧倒的にパスやドリブルが少ない松本山雅。CZO師匠がいうところのアンチフットボールでしょうか(苦笑)。
2014-11-25 23:00
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コメント(2)
Football LAB様の松本山雅FCシーズン比較も面白いですよ。
14シーズンと12、13シーズンとの比較をざっと見ると、
・シーズンを重ねるごとにゴール数など攻撃力が上昇。
・相手に多く攻められるがゴールを割らせない。
特にクロスからの失点は13シーズンより約10%減少。
データ上の数字から、
山雅スタイルをぶれずにやってきた証が見えるかと思います。
by えぬひと (2014-11-26 07:57)
>えぬひとさん
Football LABを拝見しました。これ、面白いですね。しかもタダでちぇっくできるとは!
早速、本エントリーにリンク貼らせていただきました。
それにしても、3年で変わらないのは、パスやドリブルっていうね(笑)。
by Airportman (2014-11-26 22:20)