Ｊリーグ [松本山雅]
昔録画したビデオ（つまりVHSです）の整理をしてたら、数多くのビデオテープの中から、こんなものを発見。注）変なビデオではありません！（苦笑）
小さくてタイトルになんて書いてあるか分かんないですよね。。。
ということで、ビデオデッキで再生してみると、こんな画面からスタート。
このブログをご覧になっている方は、ピンと来た方多いかもしれません。そうです、１９９３年Ｊリーグ開幕戦（ヴェルディ川崎 vs. 横浜マリノス）を録画したビデオでした。
元々サッカーよりプロ野球だった私が、まさかまさかのビデオ録画。本当に記憶になかったのですが、どうやら奥底に眠っていたミーハー癖で録画していたようです。
ヴェルディ川崎の先発メンバーはこんな感じ。
カズは未だ現役バリバリ。
さすがキングですね
ヴェルディの控え選手。永井選手、現役で頑張っていますね。
おや、戸塚さんの名前が。。。
一方、アウェイの横浜マリノス先発はこんな感じ。
マリノスの控え選手。うーん、全然分かんないな（汗）
まあ、開幕戦の内容をよーく覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、私は一番最初にゴールを決めた選手以外はほとんど試合展開なども覚えていなかったので、改めて観てみました。
まとめるとこんな感じ。
Ｊリーグの記念すべきファーストゴールは、ヴェルディのマイヤー選手（オランダ）。そして、一番最初の警告は、ヴェルディの都並選手。試合は、前半にマイヤー選手がゴールを決めたものの、後半になってマリノスのエバートン選手とディアス選手がゴールを決め、マリノスが２－１でヴェルディに逆転勝利で記念すべきＪリーグ開幕戦を制しました。ちなみに、ヴェルディは松木安太郎監督、マリノスは清水秀彦監督。
入場者数は59,626人で主審は小幡真一郎さん。ＮＨＫが放送したのですが、解説に田嶋幸三さんがいらしたのは今では考えられないことかなぁ、と。ハーフタイム中には当時のチェアマンである川淵三郎さんのインタビューがあったり、Ｊリーグ開幕ということで世界中からサッカーの有名人を呼んだり（例えばペレ）と、１９９３年（バブル崩壊直後ではありますが…）当時の景気のよさが伝わってくる番組になってました。ちなみに視聴率は32.4%だったようです。
しかし、番組をじっくり見てみると、１９９３年当時と今とでは全然雰囲気が違って見えますね。
まずは、応援スタイル。ゴール裏とかそういう区分けがなくて、会場全体が中旗や小旗を振って、ホーンを鳴らして会場内を盛り上げている感じ。座席の区分けはあったかもしれないですが、ヴェルディファンとマリノスファンが同居して応援している印象を受けました。ブラジルスタイル？
控え選手５人までで（最近までＪ２はそうでしたっけ）、背番号は試合毎に変わるのか、先発１１人＋控え５人＝１～１６番までが自動的（ポジション別？）に割り振られているようでした。あと、オフサイドのルールが若干異なるので、すぐに副審のフラッグがあがる。びゅんびゅんとあがるわあがるわ。
一番の違い（？）は、スポンサーがサントリー。思いっきりアルコール依存なわけで、当時はアルコールＯＫだったようです。まあそういことをいうと、ＫＩＲＩＮも清涼飲料水＋アルコールメーカーですから…、今も昔も首尾一貫しているのかも知れないですが（おい）。でも、それなら日本酒もＯＫにしないと。。。
ということで、この試合を含め開幕節の詳細については、wikipediaをご覧下さい。
＞1993年Jリーグ開幕節（wikipedia）
さて、この試合の他に、もう１番組、興味深い番組が録画されていました（自分でも何でこんな番組を録画していたのか不明ですが…）。
ＮＨＫスペシャル「Ｊリーグ サッカーにかける男たち」1993.05.14（ＮＨＫアーカイブス）
番組概要はこんな感じ。
５月１５日、日本のプロサッカー「Ｊリーグ」が開幕する。Ｊリーグは、プロ野球とは違い、今までの企業主体のチームから行政・企業・地域の官民一体のチーム作りを進めている。 番組では、Ｊリーグ設立の経緯を、川淵三郎チェアマンの動きなどを中心に伝えるほか、三浦知良（カズ）、ジーコ、リネカー、加藤久などのスーパースター選手の開幕までの活動など、開幕直前のＪリーグをめぐる動きを伝える。 語り 和田源三アナウンサー
この番組で興味深かったのは、1991年ごろに決めたとされる、Ｊリーグ発足当初のチーム選考について。鹿島は元々99.99999...%落選だったようなのですが、川淵さんが「日本にない屋根つきスタジアムがあれば…」と言ったことで、その言葉を見事に実現した（スタジアムを作っちゃった）鹿島が見事に大逆転で選ばれることになるわけです。まあ選考基準はそれだけじゃないですが、やはりスタジアムってのは、今も昔も重要視しているんだなあ、と。
アルウィンは、Ｊリーグクラブを松本に招聘するために建設したスタジアムではありませんが、運が良いのか悪いのか、このアルウィンがあったからこそ、松本山雅というクラブが松本市に根を張り、多くのサポーターに愛されていくようになっていくのですから、本当に不思議な縁というしかありません。もちろん、松本山雅がサポーターに愛されている理由はスタジアムだけでなく、選手の資質が良いことにもあるのは間違いないですが、ね。
ということで、何でこんなことをここまでツラツラと書いてきたかと言えば、もう勘の鋭い方はお分かりかと思いますが。。。。
さて、１９９３年のＪリーグ開幕当初、参加チームは１０チーム。あれからもうすぐ２０年。現在では、ＪリーグはDivision1が１８チーム、Division2が２０チームのあわせて３８チーム（あれ、違いましたっけ？）の約４倍。ほぼ全国の都道府県に１チームの割合でＪクラブが誕生していることになります。まあ、信州には無いんですが…。
そして、本日、Ｊリーグ予備審査の結果について、松本山雅事務局に連絡があったようなのです（昨年も経験しているので、それほどワクワク感はありませんが）。
＞Jリーグ入会予備審査結果通知について（松本山雅F.C.）
我々にとっては一番の難関は、最終順位が４位以内。こればかりは、我々サポーターは尻を叩くだけで、あとは選手自身やフロントに委ねるしかないわけですが、それでも、選手達を信じて、応援し続けるのみなわけで。
まあ、個人的には、Ｊリーグに昇格することだけが唯一の目的ではなくて、その過程で、地域やサポーターの取り組みとか、盛り上がりとか、熱とか、活動の持続・継続を、もっと燃え滾らせないと面白くないなあ、と。もちろん、何が楽しいかは分からないですが、Ｊリーグという舞台は経験してみたいという本音ではありますけど。ただ、地域時代よりもＪＦＬ時代よりも必ずしもバラ色で楽しいという保証はどこにもないし、規制ばかりかもしれませんが。。。
と、Ｊクラブになったわけでもないのに、そういう妄想を書いてしまう私は、甚だ勘違いうぬぼれ野郎でいけませんね（汗）。はい。
ということで、日曜日はリーグ戦です。天気が心配ですが、久々のアルウィンで一戦必勝・One sou1といきましょうか。
小さくてタイトルになんて書いてあるか分かんないですよね。。。
ということで、ビデオデッキで再生してみると、こんな画面からスタート。
このブログをご覧になっている方は、ピンと来た方多いかもしれません。そうです、１９９３年Ｊリーグ開幕戦（ヴェルディ川崎 vs. 横浜マリノス）を録画したビデオでした。
元々サッカーよりプロ野球だった私が、まさかまさかのビデオ録画。本当に記憶になかったのですが、どうやら奥底に眠っていたミーハー癖で録画していたようです。
ヴェルディ川崎の先発メンバーはこんな感じ。
カズは未だ現役バリバリ。
さすがキングですね
ヴェルディの控え選手。永井選手、現役で頑張っていますね。
おや、戸塚さんの名前が。。。
一方、アウェイの横浜マリノス先発はこんな感じ。
マリノスの控え選手。うーん、全然分かんないな（汗）
まあ、開幕戦の内容をよーく覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、私は一番最初にゴールを決めた選手以外はほとんど試合展開なども覚えていなかったので、改めて観てみました。
まとめるとこんな感じ。
Ｊリーグの記念すべきファーストゴールは、ヴェルディのマイヤー選手（オランダ）。そして、一番最初の警告は、ヴェルディの都並選手。試合は、前半にマイヤー選手がゴールを決めたものの、後半になってマリノスのエバートン選手とディアス選手がゴールを決め、マリノスが２－１でヴェルディに逆転勝利で記念すべきＪリーグ開幕戦を制しました。ちなみに、ヴェルディは松木安太郎監督、マリノスは清水秀彦監督。
入場者数は59,626人で主審は小幡真一郎さん。ＮＨＫが放送したのですが、解説に田嶋幸三さんがいらしたのは今では考えられないことかなぁ、と。ハーフタイム中には当時のチェアマンである川淵三郎さんのインタビューがあったり、Ｊリーグ開幕ということで世界中からサッカーの有名人を呼んだり（例えばペレ）と、１９９３年（バブル崩壊直後ではありますが…）当時の景気のよさが伝わってくる番組になってました。ちなみに視聴率は32.4%だったようです。
しかし、番組をじっくり見てみると、１９９３年当時と今とでは全然雰囲気が違って見えますね。
まずは、応援スタイル。ゴール裏とかそういう区分けがなくて、会場全体が中旗や小旗を振って、ホーンを鳴らして会場内を盛り上げている感じ。座席の区分けはあったかもしれないですが、ヴェルディファンとマリノスファンが同居して応援している印象を受けました。ブラジルスタイル？
控え選手５人までで（最近までＪ２はそうでしたっけ）、背番号は試合毎に変わるのか、先発１１人＋控え５人＝１～１６番までが自動的（ポジション別？）に割り振られているようでした。あと、オフサイドのルールが若干異なるので、すぐに副審のフラッグがあがる。びゅんびゅんとあがるわあがるわ。
一番の違い（？）は、スポンサーがサントリー。思いっきりアルコール依存なわけで、当時はアルコールＯＫだったようです。まあそういことをいうと、ＫＩＲＩＮも清涼飲料水＋アルコールメーカーですから…、今も昔も首尾一貫しているのかも知れないですが（おい）。でも、それなら日本酒もＯＫにしないと。。。
ということで、この試合を含め開幕節の詳細については、wikipediaをご覧下さい。
＞1993年Jリーグ開幕節（wikipedia）
さて、この試合の他に、もう１番組、興味深い番組が録画されていました（自分でも何でこんな番組を録画していたのか不明ですが…）。
ＮＨＫスペシャル「Ｊリーグ サッカーにかける男たち」1993.05.14（ＮＨＫアーカイブス）
番組概要はこんな感じ。
５月１５日、日本のプロサッカー「Ｊリーグ」が開幕する。Ｊリーグは、プロ野球とは違い、今までの企業主体のチームから行政・企業・地域の官民一体のチーム作りを進めている。 番組では、Ｊリーグ設立の経緯を、川淵三郎チェアマンの動きなどを中心に伝えるほか、三浦知良（カズ）、ジーコ、リネカー、加藤久などのスーパースター選手の開幕までの活動など、開幕直前のＪリーグをめぐる動きを伝える。 語り 和田源三アナウンサー
この番組で興味深かったのは、1991年ごろに決めたとされる、Ｊリーグ発足当初のチーム選考について。鹿島は元々99.99999...%落選だったようなのですが、川淵さんが「日本にない屋根つきスタジアムがあれば…」と言ったことで、その言葉を見事に実現した（スタジアムを作っちゃった）鹿島が見事に大逆転で選ばれることになるわけです。まあ選考基準はそれだけじゃないですが、やはりスタジアムってのは、今も昔も重要視しているんだなあ、と。
アルウィンは、Ｊリーグクラブを松本に招聘するために建設したスタジアムではありませんが、運が良いのか悪いのか、このアルウィンがあったからこそ、松本山雅というクラブが松本市に根を張り、多くのサポーターに愛されていくようになっていくのですから、本当に不思議な縁というしかありません。もちろん、松本山雅がサポーターに愛されている理由はスタジアムだけでなく、選手の資質が良いことにもあるのは間違いないですが、ね。
ということで、何でこんなことをここまでツラツラと書いてきたかと言えば、もう勘の鋭い方はお分かりかと思いますが。。。。
さて、１９９３年のＪリーグ開幕当初、参加チームは１０チーム。あれからもうすぐ２０年。現在では、ＪリーグはDivision1が１８チーム、Division2が２０チームのあわせて３８チーム（あれ、違いましたっけ？）の約４倍。ほぼ全国の都道府県に１チームの割合でＪクラブが誕生していることになります。まあ、信州には無いんですが…。
そして、本日、Ｊリーグ予備審査の結果について、松本山雅事務局に連絡があったようなのです（昨年も経験しているので、それほどワクワク感はありませんが）。
＞Jリーグ入会予備審査結果通知について（松本山雅F.C.）
我々にとっては一番の難関は、最終順位が４位以内。こればかりは、我々サポーターは尻を叩くだけで、あとは選手自身やフロントに委ねるしかないわけですが、それでも、選手達を信じて、応援し続けるのみなわけで。
まあ、個人的には、Ｊリーグに昇格することだけが唯一の目的ではなくて、その過程で、地域やサポーターの取り組みとか、盛り上がりとか、熱とか、活動の持続・継続を、もっと燃え滾らせないと面白くないなあ、と。もちろん、何が楽しいかは分からないですが、Ｊリーグという舞台は経験してみたいという本音ではありますけど。ただ、地域時代よりもＪＦＬ時代よりも必ずしもバラ色で楽しいという保証はどこにもないし、規制ばかりかもしれませんが。。。
と、Ｊクラブになったわけでもないのに、そういう妄想を書いてしまう私は、甚だ勘違いうぬぼれ野郎でいけませんね（汗）。はい。
ということで、日曜日はリーグ戦です。天気が心配ですが、久々のアルウィンで一戦必勝・One sou1といきましょうか。
2011-09-15 23:18
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コメント(10)
Airportman さん
Ｓ級ライセンス保有監督にも注目ですね。
加藤監督は今シーズン限り、来シーズンからは新監督を招聘するのは間違いありません。
何方を招聘するにしても、しっかりとした戦術を持った監督を期待したいですね。
秋田豊監督もありかな？なんて思っていますが・・・。
まずは目の前の試合に集中ですね。
対戦相手もしっかりとスカウティングしているでしょうし、試合途中の修正も重要になってくると思います。
ボールに向かっていく姿勢、ゴールを狙う姿勢を存分に見せてもらいたいです。
勝利への執念を胸に、共に戦います。
by INA-Gans (2011-09-16 00:01)
お疲れ様です。
FM長野 「ALL AROUND THE GANS」
9月15日（木） 午後4時40分～4時55分
多々良選手が生出演しましたが・・・
火・木曜日にパ〇コの地下にあるクレープ店で
バイトしているそうです。
出演後に「バイトに向かう」と言ってました(^_^;)
by アルウィン (2011-09-16 00:19)
お早うございます。
昨日の多々良選手の「バイトに…」の話もそうですが、今、山雅の選手の中でどのくらいの人数が“バイト兼業”なのかな…と考えると、タスクはあそこだし、佐藤はあの店だし、白井はあそこのフロントだし… という感じですぐに数人の“働く姿”が思い浮かびます。
J入会予備審査の項目にある「5名以上のプロA契約選手を保有…」という項目もクリアされているのかどうか、その辺の情報は公表していません。
株式会社山雅の財政的な事は、我々サポーターにまで伝わってこないのが普通なんでしょうけど、その辺は大丈夫だから「Jへ」を謳っているんだ…と信じて、応援するのみですね。(^_^;)
by dics (2011-09-16 08:55)
初めまして！いつも楽しくブログ拝見しています。
今回の記事で発見が…。Jリーグ開幕戦のマリノス控えNo16は高校の先輩でした。マリノスに入団したらしい…ということは聞いていましたが、これで長年の思いがスッキリしました。ありがとうございました！！(ちなみに中田英寿さん・前カマタマ監督の羽中田さんも同じ高校です)現在はオレンジチームの本拠地ど真ん中在住ですが、熱く山雅を応援しています。
by 香里mama (2011-09-16 10:33)
S級は柴田コーチがいるし、プロA契約も昇格の功労で在籍選手の待遇改善すればいいことですからね。
現状でも今すぐ解決可能でしょ。
クラブ側ができるとすれば選手寮の確保くらいでしょうかね。
提示された項目は、予備審のヒアリングでは無いけれど、ほぼ万全？（＾＾；
真面目に「後は成績だけ！」なんですねぇ…A（＾＾；；；
財務状況はネガティブな要素は心当たり無いですね。
現状の運営で山雅が問題抱るくらいなら、JFLからJリーグを狙うことは不可能じゃないかな。
TOY BOXにはプロB契約選手以下全てを所属扱いできるくらい、事業規模を拡大してもっと大きくなって欲しいです。
おぶぅ～とかアルピコさんとかのアルバイト業務はそのままで、TOY BOX派遣になったらいいな…と。
by そらまめ (2011-09-16 13:03)
> INA-Gansさん
秋田豊ってまだ４０歳なんですよね。
いや、ほら、見た目…
そう考えると、柿さんのメモリアル試合で、ガンガン当たっていたのは、やはり４０歳という若い年齢なのだからでしょうかね。
いや～、あのディフェンスは凄かった。
by Airportman (2011-09-17 10:06)
> アルウィンさん
そうでしたか。
これからは、ジェラート佐藤とクレープ多々良の対戦が激化しそうです（笑）
by Airportman (2011-09-17 10:07)
> dicsさん
＞J入会予備審査の項目にある「5名以上のプロA契約選手を保有…」という項目もクリアされているのかどうか、その辺の情報は公表していません。
噂でしか聞いたことがないですが、松本山雅って裕福な会社ではないので、開幕時点でＡ契約５人は揃っていないはず。ほとんどがＢ契約かアマチュア契約じゃないでしょうか。バイトしている選手はアマチュア契約かな？
by Airportman (2011-09-17 10:15)
> 香里mamaさん
おー、そうでしたか。先輩はマリノスだったんですね。すごい！
オレンジ本拠地から山雅を応援して下さっている方、多いと聞きます（もちろん逆もあってしかりです）。これからも遠慮することなく応援をよろしく御願いいたします！
by Airportman (2011-09-17 10:17)
> そらまめさん
＞真面目に「後は成績だけ！」なんですねぇ…A（＾＾；；；
それが一番大変だってことは、ここ数年、北信越時代から見ているサポーターも、ファンも、フロントも分かりきっていることなのですが…
それができない！！！ この悔しさ！！
何かしらのベースを毎年少しずつ積み重ねていくのがチームだと思うんですが、ここ数年は毎年１からの作り直し、なような気がするので、そこは何とかしてもらいたいなあ、と。
by Airportman (2011-09-17 10:20)