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2011年松本山雅F.C.退団選手への想い [松本山雅]

#09 木村勝太選手

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<退団コメント>
3年間、応援ありがとうございました。松本山雅の一員としてJFL昇格、J2昇格に関われたことを誇りに思っています。サッカー選手としてたくさんの経験をできたこと、山雅サポーターのチームへの情熱や選手に対しての、あたたかさを日々感じながらサッカーができた、この3年間はずっと忘れません。松本山雅のスタッフ、選手、サポーターのみんなには本当に感謝しています。3年間、ありがとうございました。


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 3年前に木村選手が寄井選手と共に甲府から移籍してきた時、松本山雅は地域リーグに所属していました。第一印象はヨリーがイケメン(でも軽そう…失礼^^;)でキムショーが若いのにコワモテ顔でした(第一印象がプレーじゃないっつう…)。開幕前に移籍してきたばかりの甲府と練習試合があったんですが、ちょうど観に来ていた甲府サポらしき家族の子供(小学低学年)が「お父さん、あれ、木村勝太じゃない!?そうだよ、絶対木村勝太だよっ!!」と興奮気味に話していたのを見て「人気あったんだなぁ」感じていたんですが、試合後、甲府サポーターのサイン攻めにコワモテ顔(しつこい)だけれど、紳士にそして笑顔で応対していた姿に、感銘を受けまして、その日にマスヤスポーツで9番のユニを注文しました。若いというのも魅力でしたしね。それから2年間私は9番のユニで通してました(今年は…9番じゃないのが弱いんですが 汗)。

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 最も印象に残ってるゴールは、地域決勝1次ラウンド。彼の特徴として相手を完全に抜き去るというより、一瞬でも隙間があらばシュートを放つことがが多かったと思っています。そのベストゴールがあの時のゴールだったんじゃないかな、と。JFLに上がってからは、シュートよりもパスを選択することが多くて、スタジアムからもため息が漏れ聞こえたんですが、あの時見せたシュートが打てる選手なので、これからも積極的にゴールへと向かって欲しいと思います。
 人間性としては、コワモテ(本当にしつこい…笑)ながらも、しっかりとした受け答えができる選手で、2年前だったかのファン感で語った感謝の言葉は、私の脳裏に今でも焼きついています。あれだけ真摯な態度でサッカーに臨んでいけば、絶対に山雅にいる時以上に上達できるはずだと確信しているので、その気持ちを忘れずに頑張って欲しいな、と。

 あ、ひとつ心残りが。ユニにサイン、もらわなかったこと。
 いつか、対戦相手として、リベンジゴールしたら、もらおうかな(おい)。

 キムショー、いままでありがとう!


#21 山本剛 選手

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<コメント>
チームと皆さんのお陰で刺激のある毎日を過ごすことができました。2年間ありがとうございました。


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 公式戦出場記録(2年間) 90分得点0失点3

 2年間という松本山雅選手の中で公式戦出場になかなか恵まれなかったけれど、サポーターに愛され、子供たちに一番の思い出を与えたのは山本選手だった、と私は信じています。災害復興支援となったソニー仙台戦、勝利をつかむことはできなかったけれど、これまでの公式戦の中で一番と言っていいほどゴール裏から声援や応援が飛んでいたじゃないですか。そういった声援って、山本選手の練習や振る舞いをずっと見てきたサポーターの人たちだからこそ、知っていたし、それが応援となってアルウィンにこだましたわけで。

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 山本剛という選手と松本山雅とは少なからぬ因縁?がありました。アルウィンで行なわれた天皇杯。愛知県代表として出場した刈谷FCのキャプテンとして山本選手は出場。1-0で山雅が勝利し次の浦和戦で山雅は勝利してしまったわけで。その年の12月、ツエーゲンとの入れ替え戦でも山本選手のプレーを見る機会がありました。根本選手(だったと思う)のスーパーシュート(あれは誰も取れない)で残念ながら降格してしまったのですが、JFLで1年間やってきたGKとしての資質はキラリと光っていたのを良く覚えています。
 残念ながら2年間で1試合の出場にとどまったんですが、それでも立派な成績だと思うし、胸を張って次のスタートを切って欲しいな、と。聞くところによると、いずれはサッカーを教えることを職業としたいとのこと。教える立場になった時に、山雅で過ごした2年間、そして公式戦90分出場の経験は絶対に活きると思っています。ヤマゴーが育てた選手が、山雅の守護神として活躍する。なんだか、わくわくしてきませんか?

 ヤマゴー、本当に山雅に来てくれてありがとう!


#22 佐藤由将 選手

<コメント>
この度、残念ながら松本山雅FCを去らなければいけなくなりました。自分は2年間、表舞台で活躍出来ず精神的にも辛い時期もありましたが、サポーターの皆さんの応援により頑張って来れました。本当に松本山雅のサポーターの皆さんは最高でした。そして、松本という街も最高でした。そんな松本にどんな形であれ戻って来て、選手として貢献出来なかった分、どんな形かで貢献していきたいと思ってます。本当に2年間多大なる応援ありがとうございました。そして、これからも佐藤由将の応援を宜しくお願いします。


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 実は今年の平日、かなり早く帰ることがあったので、佐藤選手が働くジェラート店に寄ろうとしたんです。そうしたら、激混みで入店できず、さらに窓際の席には飯田君がひとりでジェラートを(可愛く)頬張っていたりして、その日は断念。結局働いている姿を見ることができず、普段時に声をかけることもできませんでした。
 おそらく、佐藤選手の2年間は苦しい2年間だったと思います。チーム内での競争は激しく、収入もほとんどなかったから働きながらサッカーをしなくてはならず、想像を絶する大変さだったと思います。それでも、練習やサッカー教室で見せる「サッカーを楽しむ」姿は本当にサッカー小僧って感じでした。

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 長野県代表として出場した北信越国体。長野県カラー(決してあの色ではないw)に身をまとい、懸命にプレーする姿は、「久々にヨシノブの熱いところを見たなぁ~」という山雅サポーターの声からも感じることができました。

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 今季リーグ最終戦。後半から出場した佐藤選手。その入場の際に、ゴール裏から大きな拍手。アルウィンに深々とお辞儀してピッチに入ってくる佐藤選手に「よしのぶ~、よしのぶ~、よしのぶ~」と何度も何度も声をかけるサポーターの声援は本当に熱かったですね。特にいつもはメインスタンドでブーブー言っている、メインスタンド絶叫奥様(空港人的にそう呼んでますw)も、その日は決してネガることなく、「よしのぶ~がんばれ~」と絶叫していたことは、これまでになく、佐藤選手の熱いプレーにサポーターの応援が変化せざるを得なかったんだと思っています。

 山雅を離れ、来季以降もサッカーを続けるとの事。その熱いプレーを山雅でもっと披露したかったろうけれど、まだまだ佐藤選手のプレーが活きるクラブはあるはずなので、新天地で頑張って欲しいですね。

 そうそう、それと、アルウィン清掃の際に、選手の先頭をきって“素手”で便所掃除をしていたのは、男前だったなあ(おい)。

 新天地での活躍を祈ります!


最後に、この3選手がいなかったら、今年山雅戦士が見せたこの歓喜のショットは撮れなかったと思っています。木村選手、山本選手、佐藤選手、本当に本当にありがとう!

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アジーズけい子

プロは厳しいですね。でも、すごーく昔の話になって年がバレるけど、歌手になりたい人のオーデイションの番組”スター誕生”っていうのがあって、たくさんの歌手志望の人が出演するから、もちろん厚い厚い壁なんだけど、選ばれなかった人の中から、偉大なスターがうまれてるんですよ。徳永英明、本田美奈子とか、そして中森明菜ちゃんは3回目で合格とか。(すごい昔でわからない方すみません。)自分を信じて、そして自分が評価されてなかったら、自分をうりこんでください。その人の可能性は、もしかすると他の人が引き出してくれるかもしれないし。そして次も山雅のようないいチームでみんなに愛されてください。どこへ行ってもみんなが応援してるから。ありがとう。
by アジーズけい子 (2011-12-22 07:04) 

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