楽都・まつもと まつもと市民オペラ第５回公演 W.A.モーツァルト「フィガロの結婚」

久々の「楽都・まつもと」。今回のエントリーは、オペラ「フィガロの結婚」です。この上演は約２年ぶりにおこなわれた「まつもと市民オペラ」の第５回公演として実現したもので、会場となったのは我らが誇るまつもと市民芸術館主ホールでの開演でした。

　＞まつもと市民オペラ第５回公演　W.Aモーツァルト歌劇『フィガロの結婚』全４幕（まつもと市民芸術館）

写真の前に、まずは色々とおさらい。


ウィーン・フィル New Year's Concert 2006 - 歌劇 ｢フィガロの結婚｣序曲

で、オペラ「フィガロの結婚」についてですが、ググった結果をまとめるとこんな感じ。
　＞フィガロの結婚 (オペラ)

オペラ『フィガロの結婚』の原作は、フランスの劇作家ボーマルシェによる同名の戯曲で、１７８４年にパリのコメディー・フランセーズで初演されたものの、召使たちが機知を働かせて領主をやりこめるという風刺の効いた作品のため、１７８６年５月のウィーン初演では権力者たちから上演禁止令が出るほどでした。オペラ化には台本作家のダ・ポンテの手腕が書かせず、問題箇所を巧妙に削除しながら原作の毒を残した台本に仕立て上げました。

全４幕のあらすじはこんな感じ。

＜第１幕＞
　１７世紀ごろ、スペイン。アルマヴィーヴァ伯爵家の召使フィガロと侍女スザンナが結婚するその日。ところが伯爵は、初夜権を復活させてスザンナをものにしようとたくらんでいる。それを知ったフィガロは、急いで結婚式をあげようとするが、さまざまな邪魔が入ってくる。
＜第２幕＞
　フィガロは、夫の愛情が冷めたと嘆く伯爵夫人と手を組み、伯爵を偽の恋文でおびき出し、女装させたケルビーノとの浮気現場を押さえようとするが、危うく伯爵にバレそうになる。さらにフィガロに夢中の女中マルチェリーナが現れ、借金返済の代わりにフィガロとの結婚を訴えたため大騒ぎに。
＜第３幕＞
　今朝からの出来事に疑心暗鬼の伯爵に、スザンナは逢引を約束する手紙を書く。しかし、実際はスザンナの衣装を着た伯爵夫人が密会現場にいるという段取り。一方、フィガロのもとに、マルチェリーナとバルトロが裁判官を連れて現れるが、ひょんなことから、フィガロが二人の息子であることが判明。二人の協力で、ようやくフィガロとスザンナは結婚式をあげる。
＜第４幕＞
　スザンナから恋文を受け取った伯爵は喜び、逢引の場所に向かう。ところがそこで逢引する伯爵夫人を発見！しかし伯爵夫人だと思ったのは、変装したスザンナ。そこにスザンナの格好をした伯爵夫人が現れると、伯爵はスザンナだと思い口説き始める。しかし事情がわかると夫人に謝罪、最後は全員が許し合い、愛を讃え合う。

ということで、当日の風景です。




まつもと市民芸術館


チケット


こちらも同日開催だったんですね








ということで上演の写真！


というわけにはさすがにいきませんね。。。


なので、（ギリ大丈夫だと思いますが…）開演前の様子をカメラでパシャリ。ステージはこんな感じでした。

最後に「まつもと市民オペラ」について少々紹介します。
「まつもと市民オペラ」は市民による参加型のオペラで、今回の「フィガロの結婚」を含め、計５回の上演がおこなわれています。

第１回公演『こうもり』<日本語上演>　2007年11月11日（日）
第２回公演『椿姫 La Traviata』<イタリア語上演・字幕付>　2009年12月6日（日）
第３回公演『魔笛』<歌唱ドイツ語上演・字幕付／台詞日本語>　2012年1月22日（日）
第４回公演『カルメン』<日本語上演>　2013年12月23日（月祝）
第５回公演『フィガロの結婚』<イタリア語上演・字幕付>　2015年12月6日（日）

今回の上演に際して、２年以上前に市民参加オーディションがおこなわれ、まつもと市民オペラ合唱団が男女約５０名で結成されました。月数回、そして直前の１ヶ月では毎週、最終週には追い込みの毎日練習を経て、今日の本番を迎えていました。伯爵のキャストは深志高校出身の太田直樹さん、オーケストラは松本室内合奏団と、松本の市民が積極的に参加するという、本当に松本らしい、まさに「市民参加型」だなぁ、と。松本市ってそういう感じで「誰でも参加できる」というイベントが定着していて、みんなが主役なんだ、と。

（特別寄稿）緑の旅人シーズンネタ第１７弾 野心、執念、未来～2015入れ替え戦＠町田～

最後に待っているのは・・・そして、来季対戦するのはどちらになるのでしょうか？

緑の旅人さんから、先週の入れ替え戦のレポートをいただきましたので紹介します。

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■観戦カード：
2015 J.LEAGUE J2・J3入れ替え戦第1戦
FC町田ゼルビア vs 大分トリニータ
■日時：
平成27年11月29日（日）12:30試合開始
■会場：
町田市立陸上競技場
■リンク：
Ｊ２・Ｊ３入れ替え戦 第１戦直前！大分監督・選手コメント - J's GOAL
Ｊ２・Ｊ３入れ替え戦 第１戦直前！町田監督・選手コメント - J's GOAL
町田vs大分の試合結果・データ：Ｊリーグ.jp


シーズン（下剋上）クライマックス。果たして、雲の切れ間から差し込む光の行方は！？
これまでの入れ替え戦の結果は既に知っている皆さんが多数だと思いますが、あえて振り返ります。
《2012シーズン》
　未実施
《2013シーズン》
　ガイナーレ鳥取 0-1 カマタマーレ讃岐
　第1戦 0-0 / 第2戦 0-1
　※J2・JFL入れ替え戦として開催
　⇒入れ替え
《2014シーズン》
　カマタマーレ讃岐 1-0 AC長野パルセイロ
　第1戦 0-0 / 第2戦 1-0
　⇒入れ替えせず
　・・・僅差ですね（汗）

本題に戻ります。
山雅と一緒にJFLからJ2に昇格した1012シーズンから時を経て、再びJ2昇格のチャンスが訪れました。それがここで。


当時のエルゴラ記事から（一部）

なので、スケジュールがゆったりとしてきたこともあり、町田へ観戦（初。）しに行って来ました。

大宮駅到着前に、

新幹線の車窓からふと外を眺めると、富士山が見えました。

あっという間に鶴川駅到着。





路線バスに揺られて途中、




小野神社を参拝。

坂道をひたすら上がって行きー、



到着。



アウェイ側からメインスタンドを


正面左斜め45度から



メインスタンド入場ゲート正面


フリーペーパーの『ガゼッタ・デロ・マチダ』（以下、フリーペーパー）


段差がなかなかのものでして...（汗）

再入場出来るので一旦、場外へ。関係者、選手バスロータリーを左に見て、イベント広場「ゼルビーランド」へ。広場側からメインスタンドを。


それにしても、メインスタンドが生まれ変わり、何か主張しているようにも感じました。


スタンドに戻り、ランチタイムにしようかと思った途端、大分の決起集会がアウェイゲート前にて行われました。


それで、大分に移籍した荒田選手はスタメン、町田に期限付き移籍した松下選手はベンチから。サビア選手はベンチ外でした。

試合開始が刻一刻と迫るにつれ、観客席からの熱も加わり、独特の雰囲気に。








《前半》


大分先制！

と思ったら、前半終了間際に鈴木孝司選手の華麗なるボレーシュートがゴールに吸い込まれーー、




同点！ビューティフルゴール！！

《後半》




町田がリードを奪いました。



大分は負傷者や警告による退場者を出してしまい、万事休す。

それにしても、町田の選手が個々に持つプレッシャーが強かったですわ。




後半戦である第2戦へと弾みを付けた町田の行く末はいかに？！そして、大分の未来は？

今度、町田に来る際には、


に来ようと思います。


当日のＭＤＰとフリーペーパー

それで、このフリーペーパーのバックナンバーも手に入れ、読んでいるわけですが。。。




似顔絵のクオリティーが高いし、その試合に臨む姿勢が分かるわけで。

また、ラインダンスの後にタオマフを掲げ、何を歌っているんだろう？と思い、フリーペーパーを読んでいたら、


であったことが判明！

とにかく手間を惜しまず、初めてスタジアムを訪れる人でも楽しめる環境を創っていくように工夫されていますね。それが、このフリーペーパーであるわけで、継続して発信し続ける姿勢に感謝します。

いずれにしても、日曜日に第2戦が行われます。
・・・ラスト90分。

---鶴川駅からのバス乗車メモ---
スタジアム直行バスではなく、路線バスを利用。
◎往路
　鶴川駅［多摩センター駅行］～小野神社前
　※このバス路線ですと、スタジアムの最寄りバス停である『サンシティ町田』で降車する皆さんが殆どで。
　　↓（徒歩移動）
　小野神社参拝
　　↓
　スタジアム到着
◎復路
　スタジアム出発
　（ゼルビーランドを抜けて）
　　↓
　野津田車庫［鶴川駅行］～鶴川駅西口