岳都・まつもと 木曽駒ヶ岳登山 [ホームタウン・松本市]
山々に囲まれた生活をしているので、山に登ったら紹介しましょ、という「岳都シリーズ」第5弾。
これまではトレッキングに近いものでしたが、今回から徐々にアルプスに挑戦していきます!
とは言っても、いきなり槍ヶ岳とか三俣蓮華岳とか穂高岳とかは無理なので(一生無理かもしれないですが…w)、ある程度楽に3000m近くまで行くことができる、超入門編の登山を山男さんに紹介してもらいましたので、日帰りでそちらへ行って来ました。その山はというと…
>木曽駒ヶ岳(wikipedia)
なぜここが入門編かというと、頂上(ほぼ3000m)まで2時間ほどで登る事ができるんですが、実は、一番近くの登山口までお金を払うことで行けちゃうわけでして。。。
>駒ヶ岳ロープウェイで中央アルプスを楽しもう(中央アルプス観光株式会社)
簡単に説明しますと、高速道路の駒ヶ根ICで下車し、菅の台駐車場(標高約650m)に駐車し、そこからお金の力を使い(笑)バスでしらび平駅(標高1662m)まで30分かけて行き、さらにそこからお金の力を駆使し(笑)駒ヶ岳ロープウェイで標高2612mの千畳敷駅まで一気に駆け登ることができるわけです。
千畳敷駅から木曽駒ヶ岳まで往復4時間!
そういう意味でも入門者(観光客)におすすめの山になるわけです。
注:かと言って、ハイヒールとかサンダルとか短パンとかふざけた服装で行くとバカを見ます。
ということで、早速ですが、写真です。
駒ヶ根IC下車
朝5時なのに駐車場に隣接するバス停はこの列。。。
チケット売り場
金の力で2000mを一気に
朝5時から売店はやってました
バスはジャンジャン来ていたので20分待ちで乗車
30分ほど揺られて
中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ・しらび平駅に到着
ここでも列がありましたが、山雅サポーターなんで問題なし!特別ダイヤということで、いつもは30分間隔のところ9分間隔で乗客を運んで下さいました。
でも、帰りは大変混むみたいで。。。
やってきました。
乗車
滝が見えましたが…うぉ~高い。。。
千畳敷駅に到着。金の力で(違)1時間ほどで2612m地点まで来ました。
うおっ~なんたる絶景!(金の力です。ありがとう)
信州駒ヶ岳神社(奥に見えるのは宝剣岳)
千畳敷駅周辺にはお花畑が広がっています(観光ルートに取り組まれている場合、ロープウェイでここまで来てお花畑をぐるりと一周するみたいです)
シナノキンバイ
コバイケイソウ
これは…ユリ?(ブログ投稿後、クルマユリであると教えていただきました)
少し上からお花畑をパチリ
さて、いよいよ登山開始
登山道脇にもこうした高原植物が目を楽しませてくれます
チングルマ(ブログ投稿後、ハクサンイチゲであると教えていただきました)
登山開始から少し急な斜面を50分ほど登ると
乗越浄土に到着。多くの方が休憩していました。
で、ここからの眺めはなかなか。
伊那前岳
木曽駒ヶ岳の途中・中岳へ移動
中岳
中岳へ向かう途中で今来た道・乗越浄土方面をパチリ
この高所でも高原植物は小さいながら力強く咲き誇っていました
ヒマウスユキソウ(ブログ投稿後、イワツメクサであると教えていただきました)
ハイマツ
どこを見渡しても山です
中岳(2925m)に到着、踏破!
次に向かうは、いよいよ目的地の木曽駒ヶ岳!
途中の山小屋(こんなところにもあるのね)では布団干し
キャンプ場もあるのね
中腹から中岳方面
ということで登山開始から2時間弱で…
木曽駒ヶ岳(2956m)到着
踏破!(大げさ)
頂上付近は風がかなり強く狭い感じだったのですが、ここからの眺めもなかなかのもの。ただ…雲が…。
ということで、木曽駒ヶ岳頂上の写真をいろいろ。
コマクサ
こっちもコマクサ?(ブログ投稿後、コマクサであると教えていただきました)
シナノキンバイ?(ブログ投稿後、ウサギギクであると教えていただきました)
セブンイレブンオムスビ?
ワカラナイ(ブログ投稿後、ミヤマシシウドであると教えていただきました)
ということで帰りは中岳ではなく脇道経由で乗越浄土まで歩きました。それが失敗の始まり…
こんな岩場を通らねばならず、まさに(個人的にですが)クリフハンガー状態。
乗越浄土まで無事に到着
で、ここからせっかくなので宝剣岳へ行ってみることに。
注:宝剣岳では今年も二人の方が滑落死しており、コースのほんのごく一部だけは初心者超危険エリアとなっています。
ん?さっそく注意書きが。
最初はそれほどの行程ではないと思ったのですが…
こんな岩場を登ることに…まさにクリフハンガー。でも後ろからジャンジャン人が来ていて迷惑なので進むことに
岩場をクリアするとやっぱり景色は最高
で、頂上付近に到着、宝剣岳(2931m)踏破!…と思いきや。。。頂上は超狭いのに女子大生っぽいギャルが写真撮影で占拠。後ろからどんどん人が上ってくるので、頂上で撮影するまもなく撤退。
宝剣岳(の近く)踏破!
ということで、宝剣岳から乗越浄土に戻るルートではなく、岩場の極楽平方面へ
景色は綺麗だし
高原植物(これはチシマギキョウでしょうか)は美しいしと、いうことないルートかと思いきや。。。
とにかくこちらのルートは岩場&クリフハンガーが多く緊張の連続
緊張の連続30分で極楽平に到着
ここから千畳敷駅までは高原植物を見ながら設置された緩やかな階段をくだっていきました。
(以下に掲載する写真の高原植物、名前がイマイチ分かりません。ご教授願います)
あのクリフハンガーが信じられないほどの緩やかな帰路
絵を描いている方も。いいなあ、この光景。
ということで、帰りも金の力に物を言わせて、ロープウェイ&バスに揺られて駐車場に戻りました。
こんな感じの行程を4時間かけて歩きました。初心者向けの行程です。
おまけ1:駐車場に到着後向かったのはもちろん温泉!早太郎温泉を堪能しました。なんたる湯量!
おまけ2:当日の飲料。頂上付近で飲み干し、駐車場に戻るとこんな感じに。理科の実験です。
さて、TOP OF 北アルプスの三俣蓮華岳まではまだ程遠いですが、次回もアルプス(まずは初心者向けのお気軽コース)に挑戦していきたいと思います。次は雷鳥に会えるかな?
これまではトレッキングに近いものでしたが、今回から徐々にアルプスに挑戦していきます!
とは言っても、いきなり槍ヶ岳とか三俣蓮華岳とか穂高岳とかは無理なので(一生無理かもしれないですが…w)、ある程度楽に3000m近くまで行くことができる、超入門編の登山を山男さんに紹介してもらいましたので、日帰りでそちらへ行って来ました。その山はというと…
>木曽駒ヶ岳(wikipedia)
なぜここが入門編かというと、頂上(ほぼ3000m)まで2時間ほどで登る事ができるんですが、実は、一番近くの登山口までお金を払うことで行けちゃうわけでして。。。
>駒ヶ岳ロープウェイで中央アルプスを楽しもう(中央アルプス観光株式会社)
簡単に説明しますと、高速道路の駒ヶ根ICで下車し、菅の台駐車場(標高約650m)に駐車し、そこからお金の力を使い(笑)バスでしらび平駅(標高1662m)まで30分かけて行き、さらにそこからお金の力を駆使し(笑)駒ヶ岳ロープウェイで標高2612mの千畳敷駅まで一気に駆け登ることができるわけです。
千畳敷駅から木曽駒ヶ岳まで往復4時間!
そういう意味でも入門者(観光客)におすすめの山になるわけです。
注:かと言って、ハイヒールとかサンダルとか短パンとかふざけた服装で行くとバカを見ます。
ということで、早速ですが、写真です。
駒ヶ根IC下車
朝5時なのに駐車場に隣接するバス停はこの列。。。
チケット売り場
金の力で2000mを一気に
朝5時から売店はやってました
バスはジャンジャン来ていたので20分待ちで乗車
30分ほど揺られて
中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ・しらび平駅に到着
ここでも列がありましたが、山雅サポーターなんで問題なし!特別ダイヤということで、いつもは30分間隔のところ9分間隔で乗客を運んで下さいました。
でも、帰りは大変混むみたいで。。。
やってきました。
乗車
滝が見えましたが…うぉ~高い。。。
千畳敷駅に到着。金の力で(違)1時間ほどで2612m地点まで来ました。
うおっ~なんたる絶景!(金の力です。ありがとう)
信州駒ヶ岳神社(奥に見えるのは宝剣岳)
千畳敷駅周辺にはお花畑が広がっています(観光ルートに取り組まれている場合、ロープウェイでここまで来てお花畑をぐるりと一周するみたいです)
シナノキンバイ
コバイケイソウ
これは…ユリ?(ブログ投稿後、クルマユリであると教えていただきました)
少し上からお花畑をパチリ
さて、いよいよ登山開始
登山道脇にもこうした高原植物が目を楽しませてくれます
チングルマ(ブログ投稿後、ハクサンイチゲであると教えていただきました)
登山開始から少し急な斜面を50分ほど登ると
乗越浄土に到着。多くの方が休憩していました。
で、ここからの眺めはなかなか。
伊那前岳
木曽駒ヶ岳の途中・中岳へ移動
中岳
中岳へ向かう途中で今来た道・乗越浄土方面をパチリ
この高所でも高原植物は小さいながら力強く咲き誇っていました
ヒマウスユキソウ(ブログ投稿後、イワツメクサであると教えていただきました)
ハイマツ
どこを見渡しても山です
中岳(2925m)に到着、踏破!
次に向かうは、いよいよ目的地の木曽駒ヶ岳!
途中の山小屋(こんなところにもあるのね)では布団干し
キャンプ場もあるのね
中腹から中岳方面
ということで登山開始から2時間弱で…
木曽駒ヶ岳(2956m)到着
踏破!(大げさ)
頂上付近は風がかなり強く狭い感じだったのですが、ここからの眺めもなかなかのもの。ただ…雲が…。
ということで、木曽駒ヶ岳頂上の写真をいろいろ。
コマクサ
こっちもコマクサ?(ブログ投稿後、コマクサであると教えていただきました)
シナノキンバイ?(ブログ投稿後、ウサギギクであると教えていただきました)
セブンイレブンオムスビ?
ワカラナイ(ブログ投稿後、ミヤマシシウドであると教えていただきました)
ということで帰りは中岳ではなく脇道経由で乗越浄土まで歩きました。それが失敗の始まり…
こんな岩場を通らねばならず、まさに(個人的にですが)クリフハンガー状態。
乗越浄土まで無事に到着
で、ここからせっかくなので宝剣岳へ行ってみることに。
注:宝剣岳では今年も二人の方が滑落死しており、コースのほんのごく一部だけは初心者超危険エリアとなっています。
ん?さっそく注意書きが。
最初はそれほどの行程ではないと思ったのですが…
こんな岩場を登ることに…まさにクリフハンガー。でも後ろからジャンジャン人が来ていて迷惑なので進むことに
岩場をクリアするとやっぱり景色は最高
で、頂上付近に到着、宝剣岳(2931m)踏破!…と思いきや。。。頂上は超狭いのに女子大生っぽいギャルが写真撮影で占拠。後ろからどんどん人が上ってくるので、頂上で撮影するまもなく撤退。
宝剣岳(の近く)踏破!
ということで、宝剣岳から乗越浄土に戻るルートではなく、岩場の極楽平方面へ
景色は綺麗だし
高原植物(これはチシマギキョウでしょうか)は美しいしと、いうことないルートかと思いきや。。。
とにかくこちらのルートは岩場&クリフハンガーが多く緊張の連続
緊張の連続30分で極楽平に到着
ここから千畳敷駅までは高原植物を見ながら設置された緩やかな階段をくだっていきました。
(以下に掲載する写真の高原植物、名前がイマイチ分かりません。ご教授願います)
あのクリフハンガーが信じられないほどの緩やかな帰路
絵を描いている方も。いいなあ、この光景。
ということで、帰りも金の力に物を言わせて、ロープウェイ&バスに揺られて駐車場に戻りました。
こんな感じの行程を4時間かけて歩きました。初心者向けの行程です。
おまけ1:駐車場に到着後向かったのはもちろん温泉!早太郎温泉を堪能しました。なんたる湯量!
おまけ2:当日の飲料。頂上付近で飲み干し、駐車場に戻るとこんな感じに。理科の実験です。
さて、TOP OF 北アルプスの三俣蓮華岳まではまだ程遠いですが、次回もアルプス(まずは初心者向けのお気軽コース)に挑戦していきたいと思います。次は雷鳥に会えるかな?
2013-08-13 21:28
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コメント(4)
いつも楽しく拝見させております。ミクシイのHNふゆがすきこと西澤と申します。いつもブログ楽しく拝見させていただいております。
お気を悪くなされたらスミマセン・・・今回ばかりは・・・高山植物のお名前、間違いだらけなので訂正させて下さい(汗)
シナノキンバイは正解です。千畳敷付近の大き目の黄色い花です
ユリ?はクルマユリです
×チングルマ→〇ハクサンイチゲ
×ヒマウスユキソウ→〇イワツメクサです
ヒメウスユキソウは宝剣岳から極楽平の間にまだ咲いていたかもしれません・・・
コマクサは両方コマクサです
木曽駒周辺では一度絶滅して、栽培種なのですが、最近ではしっかり根付いて山頂付近でも見られるようです
×シナノキンバイ?→〇 ウサギギク
ワカラナイ→ ミヤマシシウドです
以上スミマセン、お気を悪くなさらないで下さいね・・・
よろしかったら、こちらもご覧ください・・・
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1907804719&owner_id=47132569
山雅応援は初心者ですが、山歴は長いもので・・・
by ふゆがすき (2013-08-14 00:00)
>ふゆがすき さん
おおおおおおお、助かります!
しかしあの画像で良く分かりますね。すごい!
山に行ったのはいいのですが、花の名前が分からず、また図鑑を持っていくのも面倒なので…本当にありがたいです。
また間違って書きますので(笑)、修正お願いいたします。
ありがとうございました!
by Airportman (2013-08-14 06:26)
お早うございます。
木曽駒-宝剣を堪能されていらした様で何よりでした。(^^)
木曽駒って、コマクサの色が北アルプスのピンク系よりも濃い色のがあるんですよね。植物学的に何かあるんでしょうね。
僭越ながら、極楽平以降の花の名前について…
最初のは「ツガザクラ」だと思います。そして次のが今ひとつ判りませんが、葉の形からすると「ナナカマド」かなぁ?という感じです。(^^;)
その次の、白い背の高いのは初めの方にも載せていらっしゃる「コバイケイソウ」で、その次の黄色いのは「ミヤマキンバイ」ではないかなと思います。
その次の紫色は「イワカガミ」で、その下は花びらが散ってしまっていますが「ミヤマキンポウゲ」じゃないかなと思います。これがやがて綿毛を伸ばして行くんですよね。
そして最後の白いのが「タカネハハコ」だと思います。
山は良いですよね。
下界での諸々をいっとき忘れて、清涼な風と光の中に身を置いての非日常を堪能できる。こんな素晴らしい環境を自宅からすぐのキョリで享受できる事を、本当に有り難く感じ続けていたいモノだと思います。これからも機会を見つけて、どんどん出かけて下さいね。(^^)
by dics (2013-08-16 09:24)
済みません、花の名前、訂正です。(^_^;)
「イワカガミ」と書いたのは「ヨツバシオガマ」の間違いだった様です。
失礼しました。m(_ _)m
by dics (2013-08-16 13:40)